Vim, JVim のついてのページ
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このページでは, Unixで使用するテキストエディタ VIMについて 記述しています.


Vim(3.0j, 6.3)についての話題です.

vim-3.0 j2.1 のコンソールカラー版

vim3.0 J2.1は, WINDOWSのシンタックスカラー表示を行えますが, コンソール画面での, シンタックスカラー表示を行うことができません.

そこで, コンソールでもシンタックスカラー表示を行えるように, 一部修正を行いました.

vim6.3でもコンソール上で, シンタックスカラー表示を行えますが, 以下の点で, jvim3.0が優れています.

  • 起動時間が短い.
  • 動作速度が早い.
  • sjis + euc などの文字が混ざっていても読める!!
  • 必要なファイルは, vim本体+ .jvimrcのみ.

Cygwin/Xのktermでvimcを利用した例です. (当然日本語も表示/編集できます. )

現在. Cygwin/Solarisでの対応となります. (他の環境でも動作すると思いますが, テストできていません)

vim-3.0に, jvim 3.0-j2.1b(外部)をパッチをあて, その後に, コンソールカラーパッチを 導入してください.

1. オリジナルソースを展開する. (jvimの手順)
  $ gzip -d vim-3.0.tar.gz
  $ tar xvf vim-3.0.tar
2. ディレクトリを移動する. (jvimの手順)
  $ cd vim
3. パッチをあてる. (jvimの手順) 
  $ gzip -d jvim.2.1b.tar.gz
  $ tar xvf jvim.2.1b.tar
  $ patch -p < jvim.diff
  # もしくは, patch -p0 < jvim.diff

その後, コンソールカラーパッチを導入します. 
4. コンソールカラーパッチを導入する
  $ gzip -d jvim_color.patch.gz
  $ patch -p < jvim_color.patch
  # もしくは,  patch -p0 < jvim_color.patch

5. srcディレクトリへ移動してmake (普通のコンパイル)
  $ cd src
  $ make

パッチを適用済みのソースファイルです. jvim3.0-j21b-c5_src.tar.bz2

設定ファイルである jvimrc です. _jvimrc.gz .jvimrcに変更して使用してください.

コンパイル済みの vim.exe + .jvimrcです. jvimcbin.tar.gz

変更履歴:
  2005/04/13 公開
  2005/04/14 勝山さん(katsu@ne.njrc.co.jp)指摘で, 
        solaris 2.6 でstricmpが通らない問題を修正
        カレントディレクトリ内にtagsファイルがある場合
        _jvimrc内の syntax load tag 記述でvimが起動でき
        なくなる問題の応急対応(syntax load tag記述のコメントアウト)
  2005/04/15 勝山さん指摘で, makjunix.makを修正
  2005/12/15 SUSE Linux x86_64で, Shift-V/Ctrl-V で選択する際, 
        選択部分が反転しない問題を修正. 

ソースの配布条件:

オリジナルのvim-3.0, およびjvimパッチに従うものとします. 
コンソールシンタックスカラーパッチに問題がある場合は, 
酒井英孝(sakaihdt@d2.dion.ne.jp)まで御連絡ください. 

既知の問題:

64bit環境で, foptionオプションを指定した場合, core-dumpする
場合がある. 

vim 6.3 Cygwin(X) ktermでの日本語表示について

Cygwin( XFree, X.org)のkterm上で, vim 6.3を使用した場合, 日本語の表示がうまく行えません.

Cygwin(X)を使用する場合は, Unix関数群を使用して欲しいのに, Windowsの関数を使用しているためと考えられます,

わたしの環境では以下の修正を行うことで, 日本語表示を行えています.

src/mbyte.c の先頭行で, WIN32 WIN32UNIXを消す.

#if defined( __CYGWIN__ ) || defined(__Cygwin__)
# undef WIN32UNIX
# undef WIN32
#endif

configureは

CC=gcc
CFLAGS=-O3 
export CC CFLAGS
exec ./configure \
  --prefix=/usr \
  --exec-prefix=big \
  --with-vim-name=vim63 \
  --enable-multibyte \
  --enable-xim \
  --enable-fontset \
  --with-x \
  --enable-gui=auto \
  --enable-FEATURE \
  --with-features=big \

vim6での, guiフォントの設定

CygwinでVim6.xを使うとき, デフォルトでは日本語フォントが 正常に設定されません. そこで私は以下の設定をしています.

● ファイル
/usr/local/share/vim/gvimrc
● 追加内様
" 日本語フォントの設定
set guifontset="-misc-fixed-medium-r-normal--14-130-75-75-c-70-iso8859-1,\
   -misc-fixed-medium-r-normal--14-*-*-*-c-*-jisx0201.1976-0,\
   -misc-fixed-medium-r-normal--14-*-*-*-c-*-jisx0208.1983-0"

※ setの行は1行で記述しています. 

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